「ユーザーに高品質なオンラインコミュニケーションを提供したい」が導入のきっかけ
グローバルにプラットフォームの裾野を広げているビザスクにとって、ユーザー企業とアドバイザーをつなぐオンライン環境は、サービス価値の根幹に関わります。高度な通信品質やユーザビリティの高さは、円滑なオンラインコミュニケーションを促し、スポットコンサルや各種サービスの質向上を促します。世界中のクライアント企業やアドバイザーをスムーズにつなぎ、サービスの価値を高めるためにも、良質なオンラインコミュニケーションの環境が必要なのです。ビザスクは、そうした環境を実現するため、 Zoom の法人向けライセンスの1つである「 Zoom ISV プログラム」を活用しています。
Zoom ISV プログラムとは、 API や SDK を通じて、Zoom Meetings や Zoom Webinars を内包したサービスを提供できるようになるプログラム。自社の従業員が介在することなく、 Zoom Meetings や Zoom Webinars を「オンライン貸し会議」のように提供できるのが特徴です。ビザスクでは、Zoom ISV プログラムを社内システムと API 連携し、スポットコンサルティングやインタビューの場として Zoom Meetings を提供する体制を構築しています。 Zoom ISV プログラムを導入した経緯について、プロダクト/デザインGで ディレクターを務める加藤智子氏は説明します。
「弊社の役員が Zoom の営業担当者の方から Zoom ISV プログラムを提案されたのが、導入のきっかけです。その後、検討段階で複数の競合サービスとの比較も実施し、Zoom ソリューションの通信品質を評価して、導入を決めました。以前から社内のミーティングなどでは Zoom Meetings を利用していましたが、スムーズにコミュニケーションができるのはもちろん、資料共有時にも通信が安定している点や、高解像度で資料を共有できる点は社員からも好評でした。また、弊社のお客様にヒアリングを行った際も、Zoom ソリューションへの評価は抜きんでていました。スムーズなコミュニケーションを実現する、高品質なオンライン環境を求めていた弊社にとって、Zoom ISV プログラムはまさにうってつけのサービスでした」(加藤氏)
さらに、Zoom ISV プログラムの分数課金のライセンスも導入を後押ししたといいます。 1 時間からのスポットコンサルサービスを提供するビザスクにとって、利用者数ごとに課金するホストライセンスよりも、使用した分数ごとに課金する分数課金のほうがコストメリットを得やすい体系でした。
契約から運用開始は約 2 ヶ月。充実したドキュメントが後押しとなり、スムーズに API 連携を完了
Zoom ISV プログラムの導入を決定したビザスクは、約 1 ヶ月の米国本社との契約手続きを経て、API 連携に向けた開発に動き出します。サービスを管理している社内システムに Zoom API を連携し、社内システム側で Zoom Meetings の設定や変更、URL の通知などを行える体制を目指しました。開発を担当したビザスク開発グループ エンジニアの伊藤昌隆氏は、Zoom から提供されたドキュメントがスムーズな開発を可能にしたと話します。