複雑なレガシーカンファレンスツールが「臨界点」に達し、DynatraceはZoomに移行

Dynatraceは、ソリューションを統合し、よりダイナミックなビデオカンファレンスソリューションを実装する必要がありました。そこで同社が選んだのがZoomでした。

Dynatrace
Dynatraceのロゴ
企業規模:

従業員数: 1,000~9,999人

設立:

2005年

本社:

マサチューセッツ州、ウォルサム

業界:

ソフトウェア

課題:

非効率なバーチャルコラボレーション、孤立したリモートチーム、異なるテクノロジースタック

メリット:

効果的なバーチャルコラボレーション、リモートチームとオンサイトチーム間のコミュニケーション向上、テクノロジースタックの統合、出張費の削減

利用しているプロダクト

Dynatraceは、アプリケーション、インフラストラクチャ、ユーザー体験のパフォーマンスに対するインテリジェンスを企業に提供する、ソフトウェアインテリジェンス企業です。AIを活用してITチームに継続的なインサイトを提供し、運用の改善を支援しています。Dynatraceは、企業のソフトウェアやアプリケーションのピークパフォーマンスを確保することで、世界中の企業が成功をつかみ取るサポートをしています。

 

マサチューセッツ州ウォルサムに本社を置き、グローバルに事業を展開するDynatraceの顧客には、Walmart、Kroger、SAP、Samsungなど、業界をリードする大企業が名を連ねています。

テクノロジースタックを統合

Dynatraceは、さまざまなオフィスやチームが使用する、複数のレガシービデオカンファレンスソリューションをサポートしていたため、どのソリューションを使用するべきかを判断しかねていました。世界中に何千名もの従業員を抱える同社は、特にバーチャルでのチームミーティングで、より優れたコミュニケーション方法を必要としていました。

 

たとえば、Dynatraceのチームは、40名以上の参加者によるグローバルチームミーティングに参加することがよくありますが、ほかの参加者の表情やボディランゲージがよく見えなければ、コミュニケーションは対面とはやはり違ってしまいます。

 

「世界中に従業員がいて、いつでも35か国に散らばる在宅勤務やオフィス勤務の従業員とのミーティングが始まる可能性があります」と、Dynatraceのマーケティング担当シニア副社長、Dave Anderson氏は言います。「文化的に弊社では、カメラをオンにしてコミュニケーションを楽しんでいます。より個人的なつながりを感じられ、効率的で、よりよいコラボレーションを育むことができるからです。ですがレガシーシステムでは全員が同時にビデオをオンにすることができませんでした。そのためコミュニケーションやコラボレーションがさらに困難だったのです。」

 

Anderson氏は、チームのコミュニケーションとコラボレーションを向上させるために必要なのは、使いやすいユーザー体験のビデオソリューションだと気づきました。

 

「ソフトウェアインテリジェンス企業として、ソフトウェアのパフォーマンスにかなり真剣に取り組んでいます」とAnderson氏は言います。「機能するのが前提なので、ソフトウェアが動作しないと従業員のイライラは募るばかりです。ついにその苛立ちが臨界点を迎え、皆が「40個のビデオを同時に実行して、互いに顔を見ながらミーティングできるツールがどこかにあるはずだ」と考えるようになりました。」

「期待どおりの操作性」

Anderson氏は人気のマーケティングブログの中で絶賛されているZoomのことを目にしました。そこで、その評価に値するものなのか、Zoomソリューションを評価することに決めました。その後、Zoomは最大49のビデオミーティング参加者を同時に表示できることを知り、プラットフォームの簡単な操作性や機能を体験するにつれ、Anderson氏は組織全体にZoomを実装したいと熱望するようになりました。

 

「[Zoom] を使い始めた途端、誰もが気に入りました」とAnderson氏は言います。「英国が拠点のITディレクターと話したときに、「Zoomのライセンスを購入する必要があるんだ、世界中の従業員とビデオコラボレーションができて、まさに期待どおりの操作性だから」と伝えました。そこでITディレクターはZoomのことを調べ、テストし、ついには全社的に導入することを決めました。」

 

Zoomは、Dynatraceのビデオに対する高まる期待値すべてを満たし、次の実現を可能にします。

  • 参加者全員が同時に双方のビデオを表示できる大規模ミーティングの主催
  • 従業員がオフィス間を出張する必要性の削減
  • より生産的なコラボレーションスペースの創出
  • リモートチームのつながりの強化

 

「Zoom Meetingsはまるで本物のようで、惹きつけられます。相手の口の動きまで見えるので、実際に今、対面での会話を交わしているように感じられます」とAnderson氏は言います。「出張は、間違いなく減りました。Zoomのおかげで、チームとのつながりを感じられます。普段あまり対面でチームメートと会うことのないリモートワークの従業員にとってはなおさらです。全員とライブビデオでコミュニケーションがとれるため、まるで大人数チームの一員であるかのように感じられるのです。」

 

Dynatraceは、営業やマーケティングの取り組みを支援するためにZoom Webinarsも活用しており、ウェビナーのレコーディングを営業チームのトレーニングリソースとして使用しています。質問があるときや特定の資料を見直す必要があるときには、いつでもレコーディング一式を利用できます。DynatraceはZoom Webinarsを利用して、ユーザーカンファレンスの「Perform」をライブストリームしており、見込み客はバーチャル参加によってDynatraceやそのプロダクトについての理解を深められます。

Zoomとのより深いエンゲージメントを創出

Zoomを使用することで、Dynatraceは国際的なオフィス間のコラボレーション機能を向上させ、リモートワーカーに効果的で簡単かつパーソナルなコミュニケーション方法を提供することで、より緊密なチームを築き上げました。Zoomプラットフォームに移行したことで、Dynatraceは営業やマーケティングプログラムにレコーディング済みのトレーニング資料を提供し、より適切に支援できるようになったほか、従業員の生産性と知識の向上にもつながりました。

 

「誰もがビデオをオンにすると、ミーティング中の集中力が高まり、皆が積極的に参加するようになります」とAnderson氏は言います。「Zoomプラットフォームが確実に機能することがわかり、弊社のビデオファーストの文化とも相まって、従業員は積極的に関わりながら前よりはるかに効率的なミーティングを実現しています。Zoomは操作が簡単なうえ、機能も非常に優れています。」

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