2021 年 5 月、 DTSは当初計画した通りのスケジュールで Zoom Meetings と Zoom Team Chat の運用を開始しました。事前の想定通り、社内からの問い合わせはしばらく続いたものの、プロジェクトチームと CSM の速やかな連携により、大きな支障を来すことはありませんでした。その後、 DTSは、 Zoom Meetings の活用を通じ、社内コミュニケーションのオンライン化を急速に推し進めていきます。
Zoom の全社展開を実現。利用率は急速に伸び、導入 2 年後の目標値を約 1 年で大幅に上回る
導入から約 1 年が経過した現在、 Zoom Meetings と Zoom Team Chat は、 DTS の社内コミュニケーションを支えるインフラに成長しています。導入後の定着スピードは急速で、福元氏も「事前に想定していた以上に素早く社内に浸透しました。社員の利用率も日に日に伸びています」と驚きの声を漏らします。事実、導入時に目標としていた 2 年後の利用率はすでに達成され、現在では目標値を 20 〜 30 % 上回っているといいます。
これにより、 DTS では、社内コミュニケーションの全面的なオンライン化が推進されています。役職の上下に関係なく、誰でも簡単に Web 会議やチャットができる環境が実現し、テレワーク下でも Face to Face と遜色ないコミュニケーションが可能になりました。また、 Zoom Team Chat のチャンネル機能を活用することで、部署ごとやプロジェクトごとのコミュニケーションも容易になり、特定のメンバー間での情報共有やコラボレーションも促進されています。
下條氏は「以前は、こうした特定メンバー間でのコミュニケーションはメーリングリストで行っていましたが、メーリングリストの申請や作成にかかる手間を忌避して、利用を避ける社員も少なくありませんでした。しかし、現在では、ほとんど手間なく、部署ごとやプロジェクトごとの情報共有を行えます」と、 Zoom Team Chat 導入による効果を語ります。
一方、情報システム部 担当部長の本田雅広氏は「もはや導入効果を定量的に測定する必要がないほど、Zoom 全社導入の効果を実感しています」として、 Zoom Meetings と Zoom Team Chat が社内のエンゲージメント向上に効果を発揮しているのではないかと指摘しました。