電話の進化が働き方を変える—Zoom Phone活用企業が語るリアルなDX事例

ワークハッピーを目指す「Zoomユーザー会」レポート

更新日 July 17, 2025

公開日 July 17, 2025

電話の進化が働き方を変える

2025年5月15日、ZVC JAPAN(Zoom)はユーザー会イベント「あの会社の工夫、ちょっと聞いてみよう」を大手町フィナンシャルシティにて開催しました。今回はZoom Phoneの導入企業が集い、実際の活用事例や、AI機能を取り入れた最新の電話コミュニケーションのDX(デジタルトランスフォーメーション)について共有しました。

電話は“話す道具”から“資産を残す道具”へ

イベント冒頭では、ZVC JAPANの畠山勇哉氏よりZoomのAI機能「Zoom AI Companion」の最新アップデートが紹介されました。Zoom Phoneでは、通話の内容をリアルタイムで文字起こし・要約し、ToDoの生成や会話内容の共有を自動化。さらには「Zoom Revenue Accelerator」との連携で、会話の分析、営業支援、CRM連携が可能になります。

4社が語る、Zoom Phoneによる業務革新

FOLIOホールディングス

 

迷惑電話の削減と管理の効率化を目的にZoom Phoneを導入。IVRの分岐設計やSlack連携により、「本当に必要な通話」だけが届く環境を実現。設定はTerraformでコード化され、運用ミスも削減されています。

HNcommunications

営業代行会社として、AI文字起こしとRevenue Acceleratorを活用し、クレーム対応時間を50分から10分に短縮。ソフトフォン時代と比較して月110万円のコスト削減にも成功しました。

CADDi

AIプラットフォーム企業として、商談の録音・記録をZoomに一本化。Salesforceとの連携で、営業データの入力率が5%から70%以上に向上し、意思決定や営業戦略にデータが活用されています。

武蔵コーポレーション

インサイドセールス部門でZoom Phoneを導入。050番号やAIへの不安を乗り越え、顧客対応の質を高めるとともに、社内の挑戦する風土が醸成されました。

「Work Happy」を実現するユーザーコミュニティの力

イベントの最後には、Zoomユーザー同士の意見交換と交流の場も設けられました。ユーザー会のコミュニティリーダーに任命されたテテマーチの出口潤氏は、「ユーザーの声が製品を良くし、日本でも『Work Happy』な文化を広げたい」と語りました。

Zoom Phoneの進化は、単なる通信手段としての電話を超え、情報資産の蓄積と活用を促すビジネス基盤へと変化させています。ユーザーのリアルな声に支えられた今後の展開にも注目です。

*本記事は、角川アスキー総合研究所が運営する「ASCII.jp」に掲載したコンテンツを再編集したものです。

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