
新しい AI アシスタント、Zoom AI Companion が登場!
Zoom AI Companion で、生産性とチームのコラボレーションを向上させましょう。該当する有料の Zoom プランがあれば追加料金なしでご利用いただけます。
“コミュニケーションとコラボレーションのプラットフォーム”として進化を続けるZoom。営業領域でもAIを活用した強力なサービス群を展開中です。2025年5月29日、ZVC JAPAN(Zoom)は、営業分野に特化したユーザー会を開催し、ZoomとHubSpotの連携に焦点をあてたセッションが行われました。
更新日 July 14, 2025
公開日 July 14, 2025
本記事では、ZoomとHubSpotで成果を上げたスタートアップ企業の事例、営業・CRMのプロによるパネルディスカッションをレポートします。
ZVC JAPANの小笠原拓也氏による冒頭セッションでは、Zoom製品とHubSpotの連携による営業活動の効率化と成果向上について紹介されました。Zoom Phone、Zoom Meetings、Zoom Revenue Acceleratorの3製品をワンプラットフォームで連携させ、音声・映像の記録からAIによる要約・分析、CRMへの自動転記までを実現。営業データの一元化と活用が容易になります。
特にZoom Revenue Acceleratorの「コーチング機能」では、商談のスコア化や要点抽出が可能。優れた商談を定型化し、営業スキルの平準化にもつながります。
オンラインガチャや診断アプリを提供するon the bakeryは、社員急増に伴いZoomとHubSpotを導入。営業ノウハウの共有と教育コスト削減、受注率の向上に成功しています。特に商談内容の自動記録と可視化により、提案やフォロー業務に集中できる体制が整いました。
パートナーマーケティングのSaaSを展開するパートナープロップは、ZoomとHubSpotを活用して営業・マーケティング・CSの統合管理(RevOps)を実現。商談データの連携により引継ぎミスを削減、提案書作成の自動化にも取り組み、商談から受注までのスピードが大幅に向上しています。
100代表・田村慶氏と、セールスのタクミ代表・佐藤匠氏によるディスカッションでは、CRMの定着化の課題や、トップセールスの属人性をどう活かすか、RevOps導入の適切なタイミングなど、実践的な営業戦略が語られました。
田村氏は、AIを活用した事業分析と業務自動化の可能性を紹介。一方佐藤氏は、「関係構築と丁寧さ」が鍵となる日本市場における人間らしさの重要性を強調しました。
イベントの最後には、新たに3名のZoomコミュニティリーダーが発表されました。ZoomとHubSpotの連携は今後さらに強化予定であり、成長期の企業が営業体制を構築・拡張するための有力なソリューションとして注目が集まっています。
ZVC JAPANの佐藤伸介氏は、「Zoomは単なるウェブ会議ツールではなく、営業組織の成長に貢献するプラットフォームへと進化している」と述べ、今後のさらなるアップデートを予告しました。
※本記事は、角川アスキー総合研究所が運営する「ASCII.jp」に掲載したコンテンツを再編集したものです。
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